こんにちは!フランスガイドのチナツです。
コロナウイルスの影響で長らく休館となっていたルーヴル美術館の再開が決まりました!7月6日、もうすぐです!!!!
皆さんそろそろ今年の旅行はどうしようかと考え始めた頃でしょうか。まだ夏は早いかなぁと思って年末を考えてる方が多いようで、私にもよくご相談メールが来ます。
ということで。
今日はルーヴル美術館のとにかく効率重視な見学方法をお伝えします❤️
ガイドをしていると、お客様に明日自分でルーヴル美術館へ行くんだけどどのくらい時間かかりますか?とよくよくよく聞かれます。
そのまま答えるなら所蔵作品は35万点、展示されているのは約10分の1の3万5千点、なので約600時間、つまり1日6時間見て約3ヶ月かかります。
いやいやいや、それ図書館の本全部読むのと同じことだから、しませんよ普通。笑
一般的な観光できてる方が見るもの、これはそんなに多くはないでしょう。
なので、今日はルーブルをできる限り効率的に回り、ぱぱぱと写真だけ撮って出たい!その後買い物する予定もあるし!という方向けの案内です。
チケットを買ったり入場口に並んだり、そういう説明は他のページでわんさか出てくると思うのでそちらを参考にして下さい。私は中の入り口からのご説明編、とゆーことで見ていきましょう!
ルーブル美術館の中へ入ったら、入場はシュリー館から
他ドノン館とリッシュリュー館の入り口もあるから間違えないようにね! 館のことを翼と言ったりもするけど同じ意味だよー
ひたすらまっすぐ歩いて!とにかく階段とか登らない!そうするとルーヴルができた最初の要塞時代の跡の広〜い道、大きな壁を通り
すると出てくる
エジプト国外最大のタニタのスフィンクスを見て
右へ階段を上がりギリシャローマ時代の彫刻ゾーンへ (ちなみに左の階段はエジプトゾーンに繋がっている)
両腕のない不完全の美 ミロのヴィーナス
首のない勝利の女神像 サモトラケのニケ
右手に行くとイタリア絵画からの宗教画ゾーン(左奥のアポロンのギャラリーだけは見る価値あり!!)
からのグランドギャラリー (ど長い渡り廊下)の途中にある
レオナルドダビンチ絵画3点 一気にね
いよいよモナリザ
超自己中 ナポレオンの戴冠式
民衆を導く自由の女神
以上の順番が、最も効率良く、最低見といた方がいいものほぼ網羅できてるかと。
どうしてもフェルメールとハムラビ法典が見たいならリシュリュー館から入り直すのが一番早い。
チケットは基本3回までなら他の館から入り直しても係員に何も言われません!
本当はね、私としては資格を持ったガイドと回るのが一番効率良いしなんせめっちゃ楽しいよ、というのが本音です。
なんでモナリザがあんなに有名なのか知りたくないですか?
なんであんなに宗教絵画ってノッペリしてて気持ち悪いのか気になりませんか?
美しく描かれてる王様って本当はチビデブだったって知ってました?(全員じゃないしちょっと語弊があるけど)
これ、答え知りたいでしょ!?
ただ見るのと、生きた説明が入るのは全然違います。
ガイド頼んだら高いしなーと思った方、オーディオガイドで感嘆しながら見学できたことあります?
一生に1度来れるかどうかのところでケチるのは勿体ないよ
とはいえ学生さんはお金ないしね、写真だけ撮って次はショッピングしたいって人もいるしね。そもそも絵画に興味がないけど付き合いでせっかく来たから一応有名どころ見とこうって人もいるでしょうしね。
その場合は上記の順番で是非一度試して見てちょうだい。朝一番に入ればきっと1時間で網羅できるはずです。
ではまたーBonne journée❤️