こんにちは!フランスガイドのチナツです!
フランスでは、え?なんで?大丈夫?と苦笑いしちゃう事 (物) が日本より明らかに多いんですが、今日はその一つを解決しようと思います!
例えば
-スーパーで買う飲み物は6本セットで買うより1本だけの方が安かったり
逆じゃないの?
-専門家が専門のことを聞かれて平気で「知らない」「わからない」と答えられるとことか
何で自信満々の顔で答えられるんだろ。。。鬼メンタル。。
-猛暑の時だからこそクーラーが必要なのに、そういう日は壊れてるお店が大半だし直さずに営業するとことか
レストランでクーラーないとか地獄!!!!
その中でもとっておきに驚きなのは
トイレに便座がないってこと。
これ皆さん一回は聞いたことあると思うんですよ。フランスだけじゃないですね、イタリアの方がもっと酷いって添乗員さん言ってました。笑
ということで、どうしたらいいのか、見ていきましょう。
便座がないときに用を足す方法
とにかく、なんで便座がないのかめちゃ不思議ですよね。
どうやってするの!?と突っ込みたくなる。
実際にツアー中にお客様からよく聞かれます。
その時はいつも、ギュギュギュっと綺麗に拭いてちょこっと座るか、もしくは空気椅子と答えます。
ってかそれしかないんです。笑
私は空気椅子が断然オススメ!笑
便座がない理由は?
そもそもなんで便座がないのか考える、私が空気椅子を勧める理由が伝わると思います。
- 座らない方が衛生的だからそもそも座れないようにしてる
- 掃除のおばちゃんが楽なように
- 公共のものを自分の家の物と同じように綺麗に使おうって教えてもらってない。
それぞれ見て行きましょう。
1, 座らない方が衛生的だからそもそも座れないようにしてる
海外に出ると皆さん驚く移民の数、フランスパリの街もニューヨークに次いで移民が多いと言われてます。私たちとは違う菌を体の中に持ってる人がいるということ。
完全に個人的なことですが、私は2010年からパリで仕事をしてますが、その間に私は何度胃腸炎で倒れたのだろう。笑
最初はただ忙しいからだと思っていましたが、いや違う。ある日思ったんです。
街が汚いからだ!!トイレもすこぶる汚いからだ!!!
誰がどう使ったかわからないようなところに自分のお尻は置いてはいけないなと。
ちなみに、お家以外のトイレで便座に座らず、疲れているときに生物を食べるのをやめたら、私の年2回の死亡級ガストロは一切無くなりました。笑
2, 掃除のおばちゃんが楽なように
そして次の理由はこれ。え?そんなことある?と思った方、本当です。
給料をもらってるから真面目に掃除働こう、と考えてる人はこの国では本当に少ないのです。
お店や会社側も、適当な掃除をされるぐらいだったらそもそも水を巻けばいいだけにしとこうって考える。あとはもちろん便座がない方が値段が安いのでそっちを選ぶ。
そもそも無料で使わせる物にお金をかけるの意味あるの?と考える経営陣も多いようです。トイレにお化粧できる綺麗なスペースがあって、用を足してる時には音楽が流れ、そして便座が暖かい。これはこの国では必要ない物と判断されてしまう事なのでしょう。
3, 公共の物を、自分の家の物と同じように綺麗に使おうって教えてもらってない。
そして最後がこの理由。
私達日本人は学校の授業の後に掃除の時間がありますよね?
これ、フランスではないところが多いです。あくまでお掃除は掃除のおばちゃんの仕事、みんなで使ったとこは協力して綺麗にしよう!なんて教えてない。教えられてなければ大人になって当たり前にできないんじゃないかしら。もちろん、家庭で教えてもらっている子は多くいます。
しかし、白人黒人アラブ系アジア系とたくさんの人種、生まれた環境も教育も違う人たちの集まりの中で、私達が思う’’普通’’が普通ではないということを知っておかなければ。ね。
まとめ
ということで!
公共の物が綺麗で当たり前
電車が来る時はホームではちゃんと並んで抜かさないのが当たり前
言い訳をしないのが美徳と考えるのが普通
こういった日本的ルールは海外では当てはまらないということですよね。
色々お話しましたが、フランス人に何度聞いても誰もちゃんとした答えは知らないので、いくつか挙げられる理由を挙げて見ました。
5つ星ホテルより上、パラスの称号を持つ豪華なホテル、ペニンシュラパリでは全てのお部屋にウォシュレットと暖かい便座が導入されたそうですよ。
ではまたー、Bonne journée❤️